牧歌的なバッハ「ブランデンブルク協奏曲第4番」を紹介します♡

今回紹介する「ブランデンブルク協奏曲第4番」は、1つのヴァイオリンと2本のアルトリコーダーから成る独奏楽器群(とは変な言いかたですが「コンチェルティーノ」とよばれる「ソリスト群」なのです)と、弦楽合奏団(こちらは「リピエーノ」とよばれます)が対比される書法でつくられています。
バッハは若いころ、ワイマールの宮廷でオルガニストやコンサートマスターを務めながら、ヴィヴァルディーをはじめとするイタリアの協奏曲を熱心に研究しました。
この「ブランデンブルグ協奏曲第4番」は、その成果を遺憾なく発揮するとともに、バッハならではの高い精神性を盛り込んだ傑作です。
途中にリコーダーがお休みになるヴァイオリンの長いソロがあるため、「ヴァイオリン協奏曲に近い」なんて言われることもありますが、それよりもブロックフレーテの牧歌的な響きがとても印象的な曲です。

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1 曲の構成

・第1楽章:アレグロ

427小節にも及ぶ長大な楽章ですが、そんな長さを感じさせないほどの魅力的な音楽です。
冒頭、2本のブロックフレーテがのどかな牧歌的なメロディーを歌います。
バッハの協奏曲の多くが、重厚なトゥッティで堂々と始められるのに対して、この音楽はなんと軽快で愛らしいのでしょうか。木管ののどかなパッセージに比べて、急速なパッセージを奏でるヴァイオリンの名人芸が対照的な効果を発揮しています。

・第2楽章:アンダンテ

ダイナミックなトゥッティと静かなソロが交替し、まるでエコーのような効果をあげながら、スケールの大きい緩徐楽章となっています。曲は一抹の寂しさを感じさせながら、品位と威厳のある曲想を示し、休むことなく第3楽章に続きます。

・第3楽章:プレスト

フーガと協奏曲形式を融合した、バッハによくみられる形式の構成です。
激しい活動力に溢れています。
ヴィオラやヴァイオリンなどが多彩な活躍を見せる楽章です。

2 おススメCD

カール・リヒター指揮 ミュンヘン・バッハ管弦楽団(アルヒーフ)

92

前回もご紹介したCDですが、いろんな名曲名盤集では必ず上位に選ばれる名盤中の名盤なので、再度ご紹介します。
「格調高い」「厳粛な」感じもしますが、ロールちゃんとしては、純粋に音楽として「楽しい」からだと思うのです。
モダン楽器ではないため、アプローチの仕方に古さはあるかもしれませんが音楽自体は決して古びていませんし、活気があって歓びがある、音楽の楽しさそのものが詰まっていると思います。
そして、個々の楽器を明瞭に見通しよく捉えたこの好録音も高評価を支える大きな要因になっていると思います。
1967年の録音ということでさすがに音質は古さを感じてしまいますが、音の捉え方が良いのでほとんど問題ありません。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました♪
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