バッハの代表作「ブランデンブルク協奏曲第5番」でのチェンバロの活躍

今回紹介する「ブランデンブルク協奏曲第5番」は、バッハが残した協奏曲のなかでもっとも優れかつ有名な「ブランデンブルク協奏曲」の6曲の中でも一番長い演奏時間を誇るともに、史上初めてチェンバロを独奏楽器として用いたことでも知られる、いわばバッハの代表作のひとつと言える名作です。

ロールちゃんは、一時期、この「ブランデンブルク協奏曲」にハマっていたことがあり、その中でも、特にこの第5番はお気に入りのひとつでした。
バッハらしい、堂々とした響きはもちろん、チェンバロの独特な音色と後半の名人芸ともいえる独奏の部分など、聴きどころがたくさんあります。

スポンサーリンク

1 第5番について

ブランデブルク協奏曲第5番は、バッハがケーテンの宮廷楽長を務めていた時に書かれたものです。
当時、バッハが仕えていたケーテンの領主が大きなお金をはたいてチェンバロを購入したという記録があり、チェンバロが到着したときのバッハが領主に抱いた感謝の気持ちは、とても大きかったと思います。
早速、このチェンバロを使った新しい協奏曲として作曲されたのが、この第5番です。

バッハは、宮廷楽団の中ではヴィオラを弾いていたのですが、バッハがチェンバロの演奏にまわることになったためできてしまったヴィオラの穴を埋めるため、ヴァイオリンの2人のうち1人をヴィオラに回しています。
そのため、この曲は、第2ヴァイオリンを欠いています。
さらに、俊敏なチェンバロと対等に演奏できるよう、フルートを用いています。

2 曲の構成

・第1楽章 アレグロ

冒頭から、全部の楽器が同時に奏でるトゥッティで躍動的に始まる主題と、それをさえぎるようなヴァイオインとフルートが奏でる主題が全体の中心になっています。
チェンバロは、初めは弦楽器を支える裏方のような位置づけですが、次第にソロ楽器のような動きを見せるようになります。
圧巻は、終盤に現れるカデンツァです。
他の楽器はすべて沈黙し、チェンバロが超人的な動きをし始め、クライマックスを築きあげます。

・第2楽章 アンダンテ
ここでは、第1楽章での明るい堂々とした響きは影をひそめ、チェンバロとフルートの憂鬱なもの悲しい気分に満ちています。

・第3楽章 アレグロ
ここでは、また楽しい気分が戻ってきます。フルートとヴァイオリン、チェンバロの楽しい掛け合いが続きます。

3 おススメCD

ルドルフ・バウムガルトナー指揮 ルツェルン音楽祭弦楽合奏団 (アルヒーフ)

バッハブランッデンブルグ5

一時期流行った、ピリオド演奏(バッハ時代の楽器や演奏方法を再現した演奏のこと)とは違いますが、ゆったりめのテンポで、なぜかホッとする演奏です。
古い録音ですが、録音の古さを感じさせません♪

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました♪
記事更新の励みになりますのでよろしければポチッとお願いします♡

↓↓↓

にほんブログ村 クラシックブログへ
スポンサーリンク

シェアする

フォローする