記念すべき一作目!ベートヴェン交響曲第1番の魅力

ベートーヴェン30歳の作。
「不滅の9曲」の幕開けです。

ハイドンやモーツァルトの作風を残しながらも、第3楽章のメヌエットは実質的にはメヌエットとはいえぬもので、その他にもベートーヴェンらしい意欲的な試みが随所に見られます。
若々しい、溌剌とした曲です。

楽器編成は、クラリネットを含む完全な2管編成。

ハイドンの後期交響曲と同じですね。

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1 曲の構成

・第1楽章 アダージョ・モルト‐アレグロ・コン・ブリオ

ベートーヴェン交響曲第1番

序奏から始まるのはハイドンら古典派による曲と同様ですが、冒頭の音にちょっと工夫が見られます。序奏はこれから始まる曲への期待を高めるかのようです。主部は、小刻みに動く第1主題から始まり、キビキビとした曲想で進んでいきます。第2主題は、元気な第1主題とは対照的な優雅なもの。ソナタ形式で進み、最後は大きく盛り上がってこの楽章は終わります。

・第2楽章 アンダンテ・カンタービレ・コン・モルト

穏やかな緩徐楽章。色々な楽器が第1主題を追いかけっこしながら奏でられます。これって、「フーガ」っていうんじゃなかったっけ?ロールちゃんの娘の名前は「フーカ」ですけどね♩ベートーヴェンときたら、どこでいたずらをしているのか、気が抜けませんよね♪

・第3楽章 メヌエット‐アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ

メヌエットといっていますが、実質的には「スケルツォ」といってもいいような曲です。だって、この曲を伴奏にして踊れますか?

ロールちゃんだったら、足のステップが曲に合わずに転んでしまいそうです・・・。

・第4楽章 アダージョ‐アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ

まさかの序奏で始まります。今まで、第4楽章で序奏がついている曲なんて、聴いたことがありませんよね笑。

序奏で緊張感を高めて、主部に入る。
このあたり、ベートーヴェンの工夫が伝わりますね。

小刻みな第1主題から入り、トランペットやホルンも加わり曲は盛り上がりますが、この後は、快活ながらも、ドラマティックな展開を予想していると少し肩透かしをくらわせるような感じになります。

ロールちゃん的には、ここが物足りないところ。

この時期のベートーヴェンの限界というところでしょうか?

しかし、途中、カッコいいフレーズや一気に上昇する旋律なども出てきて、「やはりベートーヴェンだな〜」という感じがプンプンします。

ハイドンの曲をベートーヴェン風にアレンジしたような、そんな楽章です。

2 おススメCD

・ギュンター・ヴァント指揮  北ドイツ放送響(ソニー)

「遅咲きの巨匠」ヴァントが、この記念すべき第1作を丁寧に演奏している感じが好きです。テンポもちょうど良く、堂々とした重厚さと流麗さを兼ね備えた、とても奥行きの感じられる演奏です。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました♪
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