ブルックナーの入門曲!美しい歌にあふれた交響曲第7番の魅力

ブルックナーの交響曲の中の位置づけとして、ブルックナーの交響曲第7番は、第4番「ロマンティック」と並ぶ人気曲とされており、初心者にも理解しやすい曲だといわれています。

その理解のしやすさのおかげか、この曲の初演が大成功したことにより、ブルックナーは生きている間に、交響曲作曲家としての本格的な名声を得ることができたのです。

その意味では、この交響曲第7番は、ブルックナーにとって「出世作」ともいえるのです。

ちなみに、ロールちゃんも、その話を聞いて一番始めに聴いたのが、今回紹介する交響曲第7番でした。

するとどうしたことでしょう。

とにかく長い! 同じメロディーの繰り返しが多くて、ちょっと退屈!!
という感じで、好きになれませんでした・・・

ところが、しばらく時間をおいて、もう一度聴いてみると、、、なかなかイイ♡ではありませんか!

第1楽章の冒頭から出てくるメロディーのなんと流麗なことか。

また、第3楽章のスケルツォも、弦と木管が落下していくようなところは、まるで宇宙の鳴動を思わせるようです。

旋律は美しく、とても聴き易い、この交響曲第7番。

他の後期の曲と比べると幾分聴き応えに不足する印象がなくもないのですが、まずは曲の構成を見てみましょう。

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1 曲の構成

・第1楽章 アレグロ・モデラート

冒頭は、ヴァイオリンが、まるでさざ波のような音で始まります。
いわゆる「ブルックナー開始」というやつですね。
やがて、全管弦楽はフォルティッシモに達し、舞曲風なリズムも入ってきます。最後は、第1主題によるコーダで盛り上がって、この楽章を閉じます。

・第2楽章 アダージョ

ブルックナーは、このアダージョを、自身が尊敬するワーグナーの死の予感のもと、葬送行進曲として作曲したのですが、作曲中にワーグナーが死去したため、コーダを加えて、その死を悲しんだのです。

第1主題は深く、一方、第2主題はブルックナーとしては表面的すぎるほど優しく甘美です。
これらの主題が展開されて、この楽章は進みます。

・第3楽章 スケルツォ

不気味な低音の弦のリズムに乗りながら、トランペットが主題を吹きます。
やがて曲は高揚していきます。ティンパニのリズムで始まる中間部は、ブルックナーの故郷、オーストリアの田園風景のようです。

・第4楽章 フィナーレ

通常、ブルックナーのフィナーレは大きなクライマックスを迎え、とっても盛り上がるのですが、このフィナーレは、規模が小さく、異例ともいえるほどです。

第1主題は、リズミカルで快活なメロディーです。やがて第2主題も現れます。やだて、第1楽章第1主題が力強く戻って、堂々の終結を迎えます。

軽快で親しみやすい反面、やや物足りなさが残るフィナーレです。

2 おススメCD

・ギュンター・ヴァント指揮 ベルリンフィル(RCA REDSEAL)

ブルックナー交響曲7

ヴァントはその晩年、ベルリンフィルとブルックナーの交響曲を録音していますが、この交響曲第7番は、その中でもトップクラスの出来栄えだと思います。透明感ある響きと緊張感ある演奏が、この交響曲の魅力を引き出していると思います。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました♪
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