まるで宇宙の響き!?ブルックナー交響曲第5番の圧倒的なフィナーレ

今回紹介する、ブルックナーの交響曲第5番は、ロールちゃんが初めて、ブルックナーという作曲家のすごさというか、スケールの大きさというものを理解できた(と感じている)曲です。

初心者向けといわれている、第4番「ロマンティック」や第7番のように流麗なメロディーがあふれていたり、親しみやすい、というわけではないのですが、じっくり聴いているとその良さが伝わってきます。

とりわけ、第4楽章最後のフィナーレは、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱」にも匹敵するのではないかと思われるくらいの、圧倒的な力があります。

実際に、構築性とフィナーレの力強さにおいて、交響曲第8番と並び立つ傑作と評価する人もいるようです。

なお、この曲を説明するときによく使われる表現として、「敬虔(けいけん)なクリスチャン」や「大伽藍(がらん)」という言葉があります。

なんとなく、イメージとしてはわからなくもないのですが、「敬虔なクリスチャン」といっても、色々な人がいるわけですし、しかしそのような喩えには違和感があります笑。

なお、交響曲第5番の面白いところは、第1楽章から第4楽章まで、すべての楽章のはじまり方がそっくりなところ。
弦楽器の弦をはじく、この「ピチカート」という奏法で始まる開始の方法に統一することで、曲全体のまとまりを良くすることに一役買っています。

楽器編成は、2管編成にくわえ、ホルンとトランペットを少し増やしたほか、トロンボーンとバス・チューバを追加しています。曲の壮大さに比べ、それほど規模が大きくないことは意外な感じがします。

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1 曲の構成

・第1楽章 アダージョ~アレグロ

ピチカートに始まる開始部分は、続く第2楽章から第4楽章の開始部分に共通して現れるもの。
荘重な導入部に続く主部は、スピード感が印象的な主題が何度も転調しながら繰り返されます。
これを面白く思えるようになったら、シメタもの(笑)♡

正にブルックナーの音楽の醍醐味を味わえます。

・第2楽章 アダージョ、非常にゆっくりと

冒頭、弦のピチカートによる三連音の上に、オーボエが哀しげな旋律を奏でて印象的に始まります。

その後、弦楽器が大河の流れのような、すばらしい広がりを持つメロディーを歌い始めます。
とても荘厳な雰囲気を感じさせます。感動的な楽章です。

・第3楽章 スケルツォ モルト・ヴィヴァーチェ

2楽章の三連音がそのまま急速な伴奏形となり、トウッティで激しく奏されます。
野趣に溢れた豪快な迫力と、まるで大きなお腹をしたブルックナーが踊っているかのような快活さが魅力の楽章です。

・第4楽章 フィナーレ アダージョ-アレグロ・モデラート 

ピチカートで始まる部分と、その後しばらくは、第1楽章の同じメロディーが名奏でられる部分があります。しかし、やはりこの楽章は、対位法を駆使して作曲されたまさに、音による建造物、という感じです。

とりわけ、最期のコーダは、まるで、宇宙の無数の天体それぞれが動く音、というか、もはやこの世のものとは思えないといった感じです。

ロールちゃんの拙い文章では、この音楽の素晴らしさを書き表せないのが本当に残念です。

またまだ、ロールちゃんの中でも、この交響曲の魅力について、理解しきれていない部分が多いと思います。この曲の真価を理解するためには、長い時間をかけて、何度も聴く必要があると思っています!

2 おススメCD

・ギュンター・ヴァント指揮 ベルリンフィル(RCA REDSEAL)

ブルックナー交響曲第5番

ブルックナーの交響曲第5番に関していえば、このCDあれば他のCDは必要ない!と思えるくらいの演奏です。

もともとブルックナーを得意としていたヴァントが、ベルリンフィルを振ったこの演奏は、もう、演奏芸術の「宝」といってもいいくらの名演奏です。

一言でいえば、最高の演奏♡ということです。

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