羽生結弦くんも使用した!ショパン「バラード第1番」の魅力を解説します

ポーランドの作曲家ショパンのバラード第1番ト短調は、ショパンが作曲した最初のバラードで作曲家初期の代表作です。
パリ滞在中の1831年から1835年に作曲されました。
シューマンはこの曲を「ショパンの曲で最も好きだ」と語っていたそうです。
この第1番は、ショパンの書いた4曲のバラードのうち、一般的に最も人気のある曲です。
そういえば、フィギュアスケートの羽生結弦選手も、この曲を大会で使用していましたよね♡

前半の静謐な雰囲気に始まり後半のクライマックスを迎えるこの曲は、まさに羽生選手の演技の魅力を一層引き立てるのにもってこいの、素晴らしい選曲だと思います♡♡

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1 曲の構成について

この「バラード第1番」はソナタ形式の変形で書かれた大曲で、ショパンのバラード4曲中、極めて人気の高い作品です。いきなり変イ長調のユニゾンで始まる序奏は、まるで、この作品の劇的な性格を象徴しているかのようです。

続くト短調の第1主題は陰鬱で捉えどころのない旋律です。
単純なようでいて、心に真っ直ぐに届く旋律ではなくて言いようもなく屈折してためらいがちに途切れ途切れ繰り返されるという、不思議な趣の、でもやはり単純な旋律。

本当に表現のツボを押さえていないと、いくら音色が良くても歌われていても何とも様にならないといった、ピアノ演奏者にとってはかなり難しい部類に入ると思います。

続くト短調の技巧的な経過句を経て登場する変ホ長調の第2主題はすがすがしく爽やかで、聴く人の心に真っ直ぐに入り込んでくる美しい旋律です。

この第2主題は この作品の後半で大活躍します。
この曲がバラード4曲中とても人気の高い作品となっている理由は、その華麗な後半部にあると思います。

第2主題がイ長調で爆発する部分以降は、技術的にも難しく書かれているのですが演奏効果がとても高くショパンの粋なピアニズムがふんだんに盛り込まれています。

そして最後を飾るプレスト・コン・フォーコの劇的なコーダは、この作品の最大の聴かせどころであり、技術的にもとても難しい部分として有名です。

ショパンのバラードを初めて弾く人には、ロールちゃんこの第1番を 強く奨めたいです♡

2 おススメCD

ルービンシュタイン(ピアノ) (ソニーBMG‘59)

ショパンバラード1

人気曲だけあって、様々なピアニストがしのぎを削ってCDを出しているので、一枚に絞るのが難しいのですが、どうしても!というのならこの演奏でしょう。

息詰まる緊迫感に始まり、音楽が成長し、爆発するまでの推移が計算されつくしているような感じです。その中に、多感な情感も含まれているのですから、素晴らしい演奏です♪

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました♪
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