【隠れた名曲】ドヴォルザーク交響曲第8番「イギリス」を聴いた感想

アントン・ドヴォルザーク。

肉屋と宿屋を営む家庭に生まれた彼は、幼少の頃から音楽的な素質を発揮し、ブラームスにその才能を認められてったことをきっかけに、やがて国際的な名声を獲得する大作曲家に成長していきます。

ロールちゃんが思うに、ドヴォルザークがこのような国際的な名声を得て今日までもその名声が色あせていない、一番の大きな理由は、「ボヘミア(現在のチェコの一部)の情緒あふれる親しみやすいメロディー」にあると思います。

そのようなドヴォルザークの魅力がいかんなく発揮されているのが、今回紹介する、交響曲第8番です。

この曲は、知名度の点では交響曲第9番「新世界より」に隠れているものの、コンサートの定番プログラムであり、とても親しみやすく変化に富んでいるので、これからクラシックの管弦楽を聴き始めようという人にお勧めできる名曲だと思います。

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1 曲の構成

第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ

冒頭は、意表をつくように哀愁を帯びたチェロが奏でるメロディーが現れます。
やがてフルートが第1主題を奏ではじめ、にぎやかな音楽がしばらく続きます。第2主題は行進曲のようなリズムです。

展開部は冒頭の再現から始まり、再現部では、第2主題は少し寂し気に再現された後、コーダで曲は簡潔に幕を閉じられます。

第2楽章 アダージョ

三部形式。
のどかさと厳かさの雰囲気のある主部の後には、ユーモラスなハ長調の部分が続きます。再び主部が現れ、今度は劇的な緊張感が加わります。
最後に主部がもう一度回想され、曲は静かに終わります。

第3楽章 アレグレット・グラチオーソ

三部形式。
スケルツォのかわりにワルツが使われている。
中間部はドヴォルザーク自身のオペラと関連性があり、田園風の素朴な味わいがある、楽しい部分。

第4楽章 アレグロ・マ・ノン・トロッポ

トランペットのファンファーレで元気よく始まった後、チェロによるメロディーが現れます。
やがて、曲は歯切れよいリズムで盛り上がっていきます。

ロールちゃんお気に入りは、途中現れる行進曲風なメロディー。
多彩な旋律が互いにうまく関連づけられた、ドヴォルザークならではの終曲といえるでしょう。

最後はにぎやかな雰囲気のまま、この曲の幕を閉じます。

2 おススメCD

・ヴァーツラフ・ノイマン指揮 チェコ・フィル(スプラフォン)

ドヴォルザーク交響曲8

ノイマンには複数の録音がありますが、おススメは1981年に録音したほう。音楽の自然な流れの良さが抜群であり、人間的な優しさと美しさ、そして1回の演奏にかける情熱が凝縮された熱演だと思います。

チェコ・フィルの音もよく、この1枚があれば十分ではないでしょうか♡

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