びっくり!ハイドンの交響曲第96番「奇蹟」は「奇蹟」にあらず? 

とある演奏会で、ハイドンの交響曲が演奏されることになりました。

挨拶のために演奏会の舞台に姿を現したハイドンを一目見ようと多数の観客たちが舞台脇に押しかけたために空いたスペースに天井からシャンデリアが落下・・・

しかし偶然にも怪我人はなく、これを人々は口々に「奇蹟だ」と言い、神の加護に感謝したのでした・・・

本当、観客のみなさんも無事で良かったですよね。

このときに演奏された曲がハイドンの交響曲第96番であり、この曲に「奇蹟」という別名がつけられた逸話です。

しかし驚いたことにその後の研究により、この有名な逸話は、ハイドンの交響曲第102番につけられたものということが判明したそうです。
となると、交響曲第96番は本来「奇蹟」なんていう別名をつけるのは間違いだということになります。
でも、この曲は昔から別名がつけられており、むしろ間違った別名がつけられているということ自体をエピソードとして残しておいたほうがこの曲に愛着が出て良いのかもしれませんよね。

曲は第1楽章と第4楽章は快活でエネルギッシュな印象を与えるものの、第2楽章では劇的な曲調が印象的ですし、第3楽章のメヌエットでは堂々とした舞曲を聴くことができます。
メロディーの流麗さよりも、リズムを重視した軽快な曲といえるかもしれません。
楽曲編成は、いつもお馴染みのクラリネットを除く2管編成です。

スポンサーリンク

1 曲の構成

・第1楽章は、お決まりの序奏からによる幕開けに始まり、軽快なアレグロの主部がはじまると、「タタタタン」というリズムを有効に扱いながら、ヴァイオリンが縦横無人に動き回ります。
時折、深刻な感じの部分がでてきますが、それもつかの間、まもなく快活な主部に戻ります。ロールちゃんにはハイドンさんの笑顔が浮かんでくるように感じます♡キュン♡

・第2楽章はアンダンテの援徐楽章。中間部ではト短調に転調し、劇的に曲は展開します。

・第3楽章はメヌエット。堂々とした主題と緩やかなフレーズとを用いることで、曲に変化と奥行きが与えています。

・第4楽章はヴィヴァーチェのフィナーレです。ちょっと気取ったような可愛らしい第1主題が現れ、演奏は少しずつ響きに厚みを増しはじめ、快活さを保ったまま、最期は輝かしいコーダに流れこみます。キラキラーん♡

2おススメCD

・クラウディオ・アバド指揮 ヨーロッパ室内管(ドイツ・グラモフォン)
「奇蹟」のような、端正で快活な曲には、アバド&ヨーロッパ室内管弦楽団によるキビキビとした演奏がピッタリでしょう。

ハイドン・96番奇蹟

従来のような大編成のオーケストラによるものではなく、演奏者個々の自発性を重視した演奏をしているところが良いと思うのです♡

ぜひ、あなたも聴いてみてくださいね♩

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました♪
記事更新の励みになりますのでよろしければポチッとお願いします♡

↓↓↓

にほんブログ村 クラシックブログへ
スポンサーリンク

シェアする

フォローする