豪華絢爛!リスト「ピアノ協奏曲第1番」の魅力にあなたもメロメロ♡

フランツ・リストは、ハンガリー出身の作曲家、ピアニストです。彼は、超絶的な技巧を持つ当時最高のピアニストで、「ピアノの魔術師」とも呼ばれました。

その演奏技術は、彼の死後100年以上経っている現在においても、いまだに彼を超えるピアニストは現れていないと言われています。個性的な風貌もあり、当時の女性達は彼に熱中し、リストの演奏を聴いてあまりの衝撃に気絶する観客がいたという話は有名です。

そのリストが完成させた最初のピアノ協奏曲が、今回紹介する「ピアノ協奏曲第1番変ホ長調」です。1849年に作曲され,1852年にリスト自身のピアノで初演されました。

当時の批評家の中には、「トライアングル協奏曲」という辛辣な皮肉を込めたニックネームをつけた者もいたそうです。しかし、この第1番はピアノの華やかな技巧が前面に出た親しみやすさを持っているため,第2番に比べて圧倒的に演奏される機会の多い作品となっています。

全曲を通じて,ピアノの巨匠的な活躍に対するオーケストラの迫力も印象的で、オーケストラ対ピアノの対決!という雰囲気もします。

この曲は4つの楽章から成っていますが、切れ目無く演奏されますので、単一楽章風の曲となっています。

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1 曲の構成

・第1楽章 アレグロ・マエストーソ

第1楽章は、悪魔的な響きを伴った、勇ましい行進曲風な主題で始まり、それを受けるピアノは、第1まるでカデンツァのように自由なパッセージを繰り広げていきます。

ああ、カッコいい…♡

途中で、美しい旋律を聴かせる場面も挿入されたかと思いきや、すぐに冒頭の主題が戻ってくるように、メリハリがきいています。従来の形式によらず、自由に展開されていきます。最後は、音階の上昇するピアノのメロディーで終わります。

・第2楽章:クワジ・アダージョ

弦楽合奏による不気味な序奏の後、ゆったりと漂うような旋律が流れます。

・第3楽章:アレグレット・ヴィヴァーチェ – アレグロ・アニマート

トライアングルが用いられた、スケルツォ風な楽章です。3拍子の自然な流れに逆らうような面白いリズムが多用されています。

・第4楽章:アレグロ・マルツィアーレ・アニマート

第1楽章の行進曲風な主題だけでなく、第2楽章の静かな主題がこれまた行進曲風な勇ましい性格に変えられて再現され、大団円に向かっていきます。

この作品は全編に亘って自由な構成を採っているのですが、実は各楽章の主題は互いに関連性が認められ、リストがその関連性によって全体を統一しようという意図を持っていたことがわかります。

野放図な自由ではなく、統一性をもった自由がこの作品を支配していると言えます。最後は、豪快にこの曲は閉じられます。

2 おススメCD

マルタ・アルゲリッチ(ピアノ) クラウディオ・アバド(指揮) ロンドン交響楽団(ドイツ・グラモフォン)

リストピアノ1

アルゲリッチは、外面的な力技には息をのむほどのすごさを発揮していますが、曲が秘める内面的な美しさも十分に表現しています。アバドの伴奏も、アルゲリッチの演奏をしっかりサポートしており、この名作の演奏としておススメできる一枚です。

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