マーラーとその交響曲の人気の理由をロールちゃんが解説します!

ロールちゃんにとって、マーラーの交響曲との出会いは強烈でした。

夫から勧められて聴いてみたのですが、とにかく長い(1時間以上はあたりまえ)。

そして、音がうるさい。盛り上がったかと思うとまた静かになったりして、つかみどころがない。

なによりも、曲の中に出てくる旋律(らしき?)部分が、まったく旋律らしくない。

ロールちゃんにとって、旋律とは、モーツァルトやベートーヴェンのような、なんというか、こう、ひとつの「かたち」になっているものでした。

ところが、マーラーの交響曲は、旋律が崩壊しているというか分裂しているというか、聴いていて全く理解できないものでした。

ところが、時間がたつにつれて、マーラーの曲を聴いていても、ほとんど抵抗なく楽しめるようになりました。
とても不思議なことです。

それでは、マーラーの交響曲の人気の秘密はどこにあるのでしょう?
ロールちゃんなりに考えてみると、以下の6点がその理由として挙げられるとと思います。

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 〇美しく、そして妖しい響きとメロディ

まずは、その特徴的な旋律でしょう。
ロールちゃんは、この美しさを理解するのに長い時間がかかりました。

たとえば、交響曲第1番「巨人」第1楽章。冒頭から、あの特徴的な響き(一瞬、「耳がおかしくなったのかな?!」)を奏でるところからして個性的ですよね。
モーツァルトやベートーヴェン、シューベルト、ブラームスなどとはひと味違う、個性的な美しさがあります。

 〇スケールの大きさ

次に、スケールが壮大であることが挙げられます。交響曲第2番では、最後の第4楽章、合唱も入って、生命の復活が歌われますが、合唱も含めた、あのスケールの大きさといったら、大変ですよね。CDでしか聴いたことはありませんが、ぜひ一度、生の演奏に触れてみたいと思っています。

〇民族的な匂い

マーラーは、東欧、現在でいうチェコの出身ですが、彼の作る交響曲には、どこか、民的な匂いが漂っているような感じがします。

これは、ボヘミア(現在のチェコの一地方)出身の有名な作曲家であるドヴォルザークと共通しているところです。
とりわけ、第2楽章と第3楽章あたりで登場するメロディがそれにあたります。

 〇大編成のオーケストラと多彩な楽器

楽器編成が大きいことや、用いられる楽器が多彩なことも、その特徴に挙げられます。
弦楽器の本数は、モーツァルトなど古典派音楽が幅をきかせていた頃の倍は必要だし、管楽器も必ずフル編成。

特に、トランペットやホルンの本数が多いといえます、ステージ上だけでなく、観客席3階にブラスアンサンブルとか、舞台袖のトランペットだとか、交響曲第8番「千人の交響曲」に至っては、合唱団が混声合唱2、少年合唱団1と合計三つの合唱団が必要という、これまでの交響曲の概念を超える、規格外の規模の大きさ。演奏するほうは、お金がかかって大変でしょうね。

しかし聴く側としては面白いですよね♪

 〇激烈で多彩な自己表現

最後はこれでしょう。

マーラーは、生まれながら、大きなハンデを背負っていました。

それは、自身が「ユダヤ人」であることです。
東欧の片田舎に生まれながらも、並外れた才能と努力によって、次々と有名なオペラ劇場の監督を歴任し、37歳にしてウィーン宮廷歌劇場(現在のウィーン国立歌劇場)の監督にまでなったマーラーでしたが、紆余曲折の中で、マーラーはウィーンを追われてしまいます。

そのような、自身の苦闘ぶり、勝利への希望や期待、そして挫折感をナマナマしく表現したのが、彼の交響曲なのです。それはもう、一種の自己劇化というほどに激しいものです。このような、多彩な自己表現を音楽にしたのがマーラーの交響曲であり、この多彩さが、混沌とした現代を生きる私たちの心に響いたのではないでしょうか。

以上、マーラーの人気の理由について、ロールちゃんが思うところを書いてみましたが、あなたはどう考えますか?

このような点を意識しながらマーラーの交響曲を聴いてみると、今までとは違ったマーラーの魅力を発見できるかもしれませんね♡

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました♪
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