壮大なバグパイプの音|メンデルスゾーン交響曲スコットランドの魅力

早熟の天才、フェリックス・メンデルスゾーン。

モーツァルトと並び称されるほどの速筆であったメンデルスゾーンは、多くの管弦楽曲や室内楽曲のほかに、5つの交響曲を遺しました。

このうち、一番優れているといわれるのが、今回ご紹介する交響曲第3番「スコットランド」です。

関係ないですが、「メンデルスゾーン」っていう名前、なんとなくカッコよくて好きなロールちゃんです♡

裕福なユダヤ人銀行家の家に生まれ育ったメンデルスゾーンは、20歳のときスコットランドを旅します。その旅先で思いついたのが、後に交響曲第3番「スコットランド」第1楽章の序奏になるメロディーでした。

その後、他の曲の作成などで作曲が中断したため、この曲が完成したのは、メンデルスゾーン33歳のときでした。

メンデルスゾーンという人は、有名な序曲「フィンガルの洞窟」を作曲したことに見られるように、風景や情景を音楽にすることが得意な人だと思います。

この曲を聴いていると、まるで自分がスコットランドにいるかのような錯覚に陥ってしまいそうになってしまうロールちゃんです♪キュン♡
なので、あなたもスコットランドに旅したくなった時はぜひ、この曲を聴いてみて欲しいです♡

第4楽章最後のコーダの部分など、バグパイプのような分厚い響きを聴くと、鳥肌が立ってしまいます。

楽器編成は、伝統的な二管編成によっています。

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1 曲の構成

・第1楽章 アンダンテ・コン・モート-アレグロ・ウン・ポコ・アジタート
スコットランド旅行中に思いついたと言われる、悲劇的な序奏から始まります。

主部に入ると、哀愁に満ちた第1主題が現れ、やがてクラリネットによる愛らしい第2主題が出てきます。展開部で第1主題と第2主題を扱ったあと、コーダではいったん激しく興奮しますが、やがて序奏が戻ってきて、この楽章を静かに締めくくります。

・第2楽章 ヴィヴァーチェ・ノン・トロッポ
スケルツォ的な楽章です。

クラリネットによる民謡的なす主題が現れたあとに現れる第2主題もスコットランドの旋律らしいリズムをそなえたもの。素朴で明るい曲想の楽章です。

・ 第3楽章 アダージョ
どこまでも続くスコットランドの草原。

聴く人を一瞬にして、そんなスコットランドに連れて行ってしまうような、そんな曲です。まるで、とぼとぼと一人で草原を歩いていくような風景を思い起こさせます。

美しい第1主題が歌われたあと、第2主題が現れ、次第にこの楽章のクライマックスに達します。

・第4楽1章 アレグロ・ヴィヴァチッシモ

ヴァイオリンが奏でる戦闘的な印象の第1主題と、オーボエによる第2主題を中心に展開していきます。

コーダに入ると、まるで、スコットランドの「バグ・パイプ」を思わせるような響きの新しいメロディーが響き渡り、この名作は幕を下ろします。

2 おススメCD

・オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニア管(東芝EMI)

メンデルスゾーン・スコットランド

ゆっくりめのテンポでじっくりと進むクレンペラーの演奏は、重厚で粘りっこいけれども、この曲の詩情や情景を丁寧に紡ぎだしています。

第4楽章最後の響きも最高で、このCDを聴くと、ほかのCDの演奏では物足りなくなってしまうかもしれないので危険大ですよ♪

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました♪
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