【シンフォニックな野心作】モーツァルトセレナード「ハフナー」を紹介します!

この曲は、ザルツブルクの富豪ハフナー家の結婚式の前夜祭のために作曲されたものです。

ところで、「あれ?『ハフナー』っていう言葉、ロールちゃんのブログでみたことがあるぞ・・・・?

と思ったあなた!鋭い!!(笑)

なぜなら、今回紹介するモーツァルトのセレナード第7番「ハフナー」は、すでに紹介済の、交響曲第35番「ハフナー」と深い関係があるのです。

実は、モーツァルトが、この「ハフナー」家のために作曲したセレナードは、今回紹介するものを含め2つあるのですが、交響曲第35番「ハフナー」は、今回紹介するものとは異なるセレナードを編曲したものなのです。

そんなわけで、セレナード第7番「ハフナー」と交響曲第35番「ハフナー」は、いわば「いとこ」のような関係にあるのですね♪

前置きが長くなりました。

セレナード第7番「ハフナー」は、シンフォニックな響きを持ち、当時のモーツァルトがかなり気合を入れて作った、祝典的な力作です。一方、第2楽章から第4楽章までは独奏ヴァイオリンが活躍し、ヴァイオリン協奏曲の性格も持ちます。

楽器編成は、クラリネットを除く2管編成。この編成は、ウィーン時代の交響曲にもみられるほどの、大規模な編成です。

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1 曲の構成

・第1楽章 アレグロ・マエストーソ―アレグロ・モルト 

16

冒頭、3つの晴れやかな強い音で堂々と始まります。弦楽器が派手に上下する様子は、まるで交響曲第31「パリ」の先駆けのようです。

・第2楽章 アンダンテ

落ち着いた緩徐楽章です。弦楽器の絡み合いが、たゆたい魅力をひきだしつつ、ヴァイオリンのソロが目立っています

・第3楽章 メヌエット

曲想は一変し、哀し気なメヌエットです。一瞬、交響曲第40番ト短調の第3楽章を思い出してしまいます。

・第4楽章 ロンド、アレグロ

めまぐるしく動くヴァイオリンの独奏が大活躍する楽章です。

・第5楽章 メヌエット・ガランテ

またもやメヌエットですが、今回は、いかにも王宮での舞踏会がイメージされるようなメヌエットです。

・第6楽章 アンダンテ

2つのトリオをもつメヌエットです。

・第7楽章 メヌエット ニ長調 3/4拍子

またもやメヌエットです。

・第8楽章 アダージョ - アレグロ・アッサイ

開始は、美しい音色を響かせる弦楽器の演奏で始まります。これも、後に続くアレグロの主部の効果を高めるための、モーツァルトの「ニクい」演出でしょうか♪主部は、跳ねるような弦楽器の第1主題に始まります。

2 おススメCD

・カール・ベーム指揮 ベルリン・フィル(ドイツグラモフォン)

モーツァルトとシンフォニックな作品は、やはりベームが降ったべルリフィルのものに惹かれます。

キビキビと引き締まった響きを持った名演です。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました♪
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