モーツァルトの自信作|交響曲第35番「ハフナー」を解説します!

まさに、祝典的な雰囲気に満ちた交響曲!

それが交響曲第35番「ハフナー」です。

一般に、作曲家が自作をもとに別の曲に編曲することはよく行われていましたが、実はこの交響曲第35番「ハフナー」も、ザルツブルクの大富豪ハフナー家の祝典のためにモーツァルトが作曲したセレナードを、ウィーンでの演奏会で演奏することを目的に、自身で交響曲に編曲したものです。

面白いのは、この交響曲の編曲作業にとりかかった際のモーツァルト自身の言葉。
原曲である祝典セレナードの楽譜を見て、モーツァルトはその出来栄えに気を良くした手紙を父に送っているのです。

自分で作った曲を改めてみるまでその良さに気付かないとは、それだけ作曲中のモーツァルトは作曲に夢中になっていたということでしょうか。

このハフナー交響曲は、皇帝ヨーゼフ2世臨席の演奏会で初演され、その後も再演されたということです。当時から人気曲であったことは、曲を聴けば納得です♪

なお、この曲はモーツァルトがウィーンに出てから初めて作曲した交響曲であり、以後、交響曲第41番「ジュピター」までの6曲(別人の作曲である第37番を除きます)は、いわゆる「後期6大交響曲」と言われています。

楽器編成は、クラリネットを含む完全な2管編成。大規模な編成がこの曲の祝典的性格を強めているようです。

スポンサーリンク

1 曲の構成

・第1楽章 アレグロ・コン・スピーリト

まず特徴的なのは、曲の冒頭に現れる、大きく跳躍する第1主題。この部分を聴いただけでも、この曲の尋常ならざる雰囲気を感じ取ることができます。「まさに火のように進むべき」というモーツァルトの言葉のとおり、この第1主題を駆使しつつ、反復せずに一気呵成に進んでいきます。

・第2楽章 アンダンテ

前楽章とはうって変わって、非常に落ち着いた援徐楽章。弦楽器を中心とした演奏であり、原曲のハフナーセレナードの雰囲気をうかがい知ることができるようです。

・第3楽章 メヌエット

祝典的な雰囲気を持ったメヌエット。中間部ではオーボエとファゴット牧歌的な旋律を奏でます。

・第4楽章 プレスト
「できるだけ早く奏でなければならない」というモーツァルトの言葉の とおり、非常に溌剌とした曲です。

2 おススメCD

・カール・ベーム指揮 ベルリン・フィル(ドイツグラモフォン)

モーツァルト・ハフナー

有名曲のため、多数のCDがありますが色々と聴いてみたものの、やはりその立派さ、引き締まった響きからくる溌剌とした演奏という点で、ベームのCDが一番だと思います。

ベームの音楽を一言でいえば、筋肉質という感じでロールちゃんもその演奏にメロメロです♡キュン♡

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました♪
記事更新の励みになりますのでよろしければポチッとお願いします♡

↓↓↓

にほんブログ村 クラシックブログへ
スポンサーリンク

シェアする

フォローする