これぞ「ジュピター」!モーツァルト交響曲第41番の魅力を紹介します

35年という短い生涯の中で、40曲あまりもの交響曲を作曲したモーツァルト。

そのモーツァルト最期の交響曲が、交響曲第41番ハ長調「ジュピター」です。

「ジュピター」という別名は、ローマ神話の最高神「ユピテル」からとられた名称ですが、その名のとおり壮大なこの曲の別称として、これ以上の名はないとロールちゃんも思います。

楽器編成は、クラリネットを除く2管編成です。

スポンサーリンク

1 曲の構成

・第1楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ
序奏はなく、冒頭から力強く鳴り響く第1主題で幕があがります。第2主題は、第1主題とは対照的に優美なもの。途中、曲は短調に転調しつつ展開した後、この楽章の頂点を迎え、最期はトランペットやティンパニの強奏も加わり、華やかにこの楽章を終えます。

・第2楽章 アンダンテ・カンタービレ
カンタービレという速度指示のとおり、優美な第1主題のメロディーが歌われます。
しかし、ただの優美な曲で終わらないのがモーツァルト。さすがです。曲は短調に転調し、人生に対する諦観のような一種の「悟り」を思わせる境地に達したような響きを奏でながら曲は進んでいき、最期は後ろ髪をひかれる思いを残しつつ第2楽章の幕を下ろします。

・第3楽章 メヌエット
冒頭にあらわれる、ゆっくりと下降していくメロディーが様々に扱われながら展開していくメヌエットです。ときに優美に、ときに勇壮にと、目まぐるしく変わる音楽は、まさに千変万化といったところ。

・第4楽章 モルト・アレグロ
「非常に早く」という速度指示がついていますが、ロールちゃん的には少しテンポを抑えてじっくりと聴きたい楽章です。

冒頭、有名な第1主題のメロディーが出たあとフガートという技法を用いて曲は進みます。
フガートとは、簡単にいうと同じメロディーが少しだけズレながら様々な楽器で演奏される技法のこと。
まるで、同じメロディーが追いかけっこをしているように聞こえます。

曲の後半、大見えをきったような一瞬の沈黙のあとに展開部が現れ転調に変調し曲は奥行きを見せ始め、曲の最期のコーダではこれまでの複数の主題が同時に演奏されモーツァルト最期の交響曲は壮麗に締めくくられます。

2 おススメCD

・ブルーノ・ワルター指揮 コロンビア交響楽団(ソニーCBS)

モーツァルト・ジュピター

ワルターは、この傑作に複数のCD録音を残していますが、このコロンビア交響楽団との演奏は、ゆっくりめのテンポで聴く人をその大きな手で包んでくれるような、優しさを感じさせてくれる演奏です♪

第4楽章のコーダも、それぞれの旋律が手にとるようにわかりモーツァルトの曲の素晴らしさを堪能させてくれる演奏だと思います♡

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました♪
記事更新の励みになりますのでよろしければポチッとお願いします♡

↓↓↓

にほんブログ村 クラシックブログへ
スポンサーリンク

シェアする

フォローする