ロールちゃんが解説!モーツァルト交響曲第38番「プラハ」の魅力

オペラ「フィガロの結婚」がプラハで大人気となったことがきっかけで招待されたモーツァルトが、1787年1月に同地で自ら指揮して初演したのが、この交響曲第38番であり、このような経緯で、「プラハ」という通称を持っています。

この曲は、めずらしいことにメヌエット楽章を欠いていることが特色として挙げられます。
その理由が未だにはっきりしていないようですが、メヌエットがなくとも不足している感じはしません。

「フィガロの結婚」と「ドン・ジョヴァンニ」との間に作曲され、オペラとの関連性を指摘されている通り華やかでかつ軽妙な曲想を持った交響曲です。

楽器構成は、クラリネットを除く2管編成です。

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1 曲の構成

・第1楽章 アダージョ-アレグロ
第1楽章は、少し長めの序奏から始まります。この序奏は、少し悲劇的な感じをたたえているため、アレグロの主部が、より華やかに聴こえるような気がします。
第1主題は、前年に作曲されたピアノ協奏曲第20番を彷彿させるような、「タタータータータ」(笑)というシンコペーションが繰り返し用いられています。
曲の中には、オペラ「フィガロの結婚」のアリアからとった旋律が用いられていたり、他作品と関連していることがわかります。曲は、後半大きな盛り上がりをみせ、華やかな雰囲気のまま幕をおろします。
個人的には、最後に盛り上がる部分にくると、感動のあまりいつも鳥肌がたってしまうロールちゃんです♪

・第2楽章 アンダンテ
歩むようなテンポの第1主題にフルートが加わり、穏やかに始まりますが、時に悲劇的な色合いを重ねながら曲は進みます。木管楽器と弦の掛け合いを経て、この楽章は終わります。

・第3楽章 プレスト
早いテンポのフィナーレ。
第1主題は、オペラ「フィガロの結婚」の、スザンナとケルビーノの二重唱とよく似ています。
途中、フルートとファゴットの軽妙な掛け合いもみせながら、この曲は幕を下ろします。

2 おススメCD

・ジェイムズ・レヴァイン指揮 ウィーンフィル(ドイツ・グラモフォン)

モーツァルト・プラハ

モーツァルトやハイドンの曲については、当時の演奏楽器と奏法を用いた演奏がありますが(フランス・ブリュッヘン など)、ロールちゃんとしては、その歴史的な意義や研究による考証の重要性は認めつつも、やはり、現在のモダン・オーケストラでの演奏で聴きたいと思ってしまいます。
そんな観点からみると、レヴァインのCDは、ウィーンフィルの美点を生かしながら、この曲の華やかに演奏している点で、とても好きです。

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