「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲は思い出の曲です♡

「ニュルンベルクのマイスタージンガー」は、19世紀ドイツの作曲家リヒャルト・ワーグナーが作曲した楽劇です。
楽劇とは、簡単にいえば、「歌を重視する歌劇(オペラ)よりも、音楽に重点をおいた劇」というイメージで考えてください。

この楽劇は1867年、ワーグナーが54歳のときに作られました。
16世紀中ごろのニュルンベルクを舞台としていて、彼の作品の中では数少ない喜劇色の強い作品として知られています。

なお、マイスタージンガーとは、職人の親方として、また歌い手としても優れている者に与えられる「親方歌手」の称号です。

ちなみに、この曲はロールちゃんの結婚式の、披露宴の入場曲に流したものです♡
きてくれたお友達は知っていたたかなあ・・・?笑

もちろん、ロールちゃんの夫のセレクトです♪テヘテヘ♡

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1 劇のおおまかなあらすじ

青年騎士ヴァルターは、金細工師の娘エーファと知り合う。
エーファに惹かれたヴァルターは、歌合戦に優勝したマイスタージンガーに彼女の婿となる権利が与えられることを知る。

靴屋で親方歌手であるザックスは、エーファに対し密かに恋心を抱いているが、エーファもヴァルターに心惹かれていることを知り、ヴァルターに歌の試験のための法則や歌い方などを教えることにする。

途中、同じくエーファに恋するベックメッサーの邪魔が入るが、ヴァルターは歌合戦で優勝し、彼女の花婿となる権利を獲得する。

優勝したにも関わらずマイスタージンガーの称号を拒否するヴァルターに対し、ザックスがドイツ親方芸術の希望を説き、ヴァルターも納得して称号を受け入れ、無事エーファと結ばれる。

最後は全員がこの結末を導いたザックスとドイツ親方芸術を高らかに讃えて幕が下りる。

どうですか?ヴァルターとエーファが結ばれてハッピーエンド、ではなく、ザックスとドイツ芸術を讃えて終わる、というところが、ミソですよね笑。

今回は、劇のことはこれくらいにして、前奏曲に絞ってご紹介したいと思います。

2 曲の構成

前奏曲は、劇中に登場する様々な「動機」がでてきます。
「動機」とは、簡単にいうと、特定の人物や場面になると出てくる短いメロディー、というイメージで考えてください。

冒頭からいきなり、全合奏で堂々とした旋律が演奏されます。
これを「マイスタージンガーの動機」といい、これを聴いた瞬間、聴く人は16世紀のニュルンベルクに連れ去られたような心地がします。

この動機につづいて、木管楽器が新たな「求愛の動機」を奏でます。
その後は、「芸術の動機」、「情熱(青春)の動機」、「愛の動機」「衝動(苦悩)の動機」「春の促しの動機」など、様々な動機が現れます。

途中、曲の雰囲気は一変し、スケルツォ風の楽想となりますが、再現部はこれまで出てきた様々な動機が重ね合わされ、コーダに向けて高揚していきます。

最後は、再現部からの盛り上がりが、そのまま、シンバルの一撃を伴う最終的な頂点を迎え、輝かしい「マイスタージンガーの動機」、飛び跳ねるような「哄笑の動機」、祝祭的なトランペットのファンファーレ音型によって高揚を重ね、第1幕へとつながっていきます。

このように、第1幕への前奏曲は、堂々として、明朗な力強さを持っていて、楽劇中の登場人物や状況を表すライトモチーフが多く引用されているため、楽劇全体のハイライトを楽しむことができます。

3 おススメCD

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 べルリンフィル (東芝EMI)

ニュルンベルグマイスタージンガー

強靭なアンサンブルと豊麗な響きを兼ねたべルリンフィルを生かしながら、細かいところにまで磨き上げた、という感じの演奏。壮麗な響きを堪能できます。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました♪
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