【三大バレエ】チャイコフスキー「白鳥の湖」の名盤をロールちゃんが紹介します♪

チャイコフスキーの「白鳥の湖」は、バレエの代名詞とも言える作品です。
「バレエ=白いクラシック・チュチュ(横に張り出した短いスカート)」というイメージも、この「白鳥の湖」から来ていますが、音楽、振付、題材の3拍子が揃った究極のバレエと言えます。

関係ないけれど、なにを隠そう、私ロールちゃんもバレエを習っていたのですよ♡うふ♡

この曲は,チャイコフスキーのいわゆる「3大バレエ」の中で最初に上演されました。
チャイコフスキーが生きている間は話題にならなかったのですが、チャイコフスキーの死後、振付やストーリーに手が加えられ,現在上演されているような「白鳥の湖」が完成しました。

なお、演奏会用組曲としてコンサートで演奏されることもあります。その場合,次の曲が演奏されます。

情景(第1幕)
ワルツ(第1幕)
白鳥たちの踊り(第2幕)
情景(第2幕)
ハンガリーの踊り(第3幕)
情景・終曲(第4幕)

ここでは、この演奏会用組曲に沿って紹介したいと思います。

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1 曲の構成

・情景

もの悲しげなオーボエのメロディで始まります。このメロディは有名な「情景」に出てくる主題(=「白鳥のテーマ」)と共通した雰囲気を持ちます。その後,弦楽器で繰り返され盛り上がって行きます。あっという間に、「白鳥の湖」の世界に引き込まれていきます♡

アレグロ・ノン・トロッポの中間部の後,最初の動機が出てきて,第1幕にそのまま入っていきます。

・ワルツ

王子の求めで村娘が踊ります。チャイコフスキーの書いたワルツの中でも、もっとも有名な曲の一つです。弦楽器のピツィカートによる序奏に続いて、ワルツのリズムが出てきます。このリズムに乗って、弦楽器がスケールの大きなメロディを優雅に歌い始めます。

中間部では,微妙に短調に変わったり、トランペットによる楽しげなメロディが出て来たり、変化に富んだ曲想を楽しめます。最初のメロディが戻ってきて、ゴージャスなムードを高めて終わります。

・白鳥たちの踊り

ここでは色々な組み合わせによる白鳥たちの踊りが続きます。ここだけで組曲的な性格になっています。

・テンポ・ディ・ワルツ

白鳥たちがワルツに乗って踊る群舞です。
たっぷりとした弦楽器で始まった後,木管楽器と絡んできます。スケールの大きな雰囲気があります。

・モデラート・アッサイ

オデットがソロで踊ります。ヴァイオリンが優美で可憐なメロディを演奏し,そこにクラリネトの装飾音が加わり,盛り上がって行きます。

大きな白鳥の踊り(テンポ・ディ・ワルツ)
(a)と同じワルツですが,前奏なしでいきなり主題が出てきます。「大きな白鳥の踊り」と呼ばれることもあるとおり,いかにも大柄な感じのするワルツです。

(d)アレグロ・モデラート(4羽の白鳥の踊り)
「4羽の白鳥の踊り」として知られている曲です。こちらは,小さな白鳥たちの踊りです。とても短い曲ですが,非常に有名な曲です。4人の女性が手を交差して組んで,ちょっとコミカルだけれども技巧的に踊るシーンは誰もが見たことがあるでしょう。ファゴットの「ポッ,ポッ,ポッ,ポッ」という伴奏に乗って,オーボエが哀愁を帯びた旋律を演奏します。

・情景

夜が明け始め,娘たちが白鳥に戻る場です。2人は舞踏会で再会することを約束して分かれます。第2幕の最初に出てきた,第10曲の「情景」の音楽と全く同じものが再度演奏されます。

・ハンガリーの踊り

ここからの5曲は,いろいろな民族舞曲が続きます。いろいろなソロ楽器が登場する上,テンポが速くなって盛り上がる曲が多いので,「ディヴェルティスマン」という言葉どおり,気楽に楽しめるコーナーです。

・情景

王子がオディールを婚約者に選ぶと王妃に告げる場です。音楽は18曲のファンファーレまでの音楽が再度演奏された後,第17曲のワルツになります。

・情景・終曲

流れるようなスケール感を持ったメロディが弦楽器に出てきた後,ホルンが力強く引き継ぎます。
悲壮感を持った王子の登場を描いています。ハープのアルペジオの後,テンポが速くなり,オーボエに白鳥のテーマが出てきます。

王子はオディットに許しを乞います。オディットも王子を許します。
そこにロットバルトのテーマが出てきます。白鳥のテーマは次第に悲壮感を漂わせてきて,大きく盛り上がります。オデットと王子は湖に沈んでしまいます。

その後,金管楽器を中心として力強く白鳥のテーマが長調で演奏され,2人の死を越えた愛の力が悪魔を征服したことを暗示しています。これでもかこれでもかと大げさな音楽が続きますが,これがチャイコフスキーの音楽の魅力です。バレエ全体のクライマックスとなります。

終結部では,高音の弦とハープが美しいトレモロを演奏し,平和な世界が戻ってきます。嵐が収まり,月明かりの中で,人間に戻ることのできた白鳥たちが,天に昇るオデットと王子の魂を見守ります。

管楽器の和音が繰り返し重なってきて,重厚な雰囲気の中で全編の幕となります

2 おススメCD

・アンドレ・プレヴィン指揮 ロンドンフィル(東芝EMI)

チャイコフスキー白鳥の湖

映画音楽で鍛えたプレヴィンだけに、絵画的な表現力にかけては抜群です。ロンドン交響楽団も、プレヴィンと呼吸のあった演奏を聴かせてくれます♡

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました♪
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