名盤をさがせ!チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」のおススメCD

今回のブログは、ロールちゃんとしては、書く気持ちが乗りません。
この曲を聴くと、気持ちが本当に滅入ってしまうのです。
しかし、有名曲であるからこそ、このブログを読んでくださるあなたのためにも書かなくてはならないと思い、こうしてパソコンの前に座っています。
たくさんの名曲を残したチャイコフスキーですが、交響曲第6番「悲愴」はその中でも、1、2をあらそうほどの有名な曲です。

「悲愴」という標題はチャイコフスキー自身が付けたと言われていますが、当時の交響曲に対する常識を裏切る画期的な内容を持っています。

チェイコフスキーはこの初演の9日後に急死しており、曲の内容と合わせて「チャイコフスキー自殺説」もあるくらいです。

なお、チャイコフスキー自身はこの曲に大きな自信を持っていたようです。

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1 曲の構成

・第1楽章 ポコ・アダージョ-アレグロ・ノン・トロッポ

序奏は、コントラバスの弱音の上にファゴットが低くうめくような主題を出します。
この主題は他の楽器に引き継がれて行きます。

アレグロの主部は、小刻みな動きの第1主題で始まります。
はじめは弦楽器で演奏されますが、やがて激しさを加えていきます。速度がアンダンテに変わると弦楽器が甘く美しい第2主題を奏でます。

そのあと、木管楽器が上昇する旋律を演奏します。
第2主題が戻りさらに盛り上がった後、木管楽器がこの主題を弱奏で奏でます。
この後、いきなりffになり展開部に入ります。
金管楽器が派手に活躍し激しい戦闘を思わせるように展開されます。
再現部に入っても最強奏のまま第1主題は演奏されます。

第2主題が悲しみを込めつつも美しく演奏された後、穏やかな気分に溢れた終結部に入り、最後は静かに終わります。

・第2楽章 アレグロ・コン・グラツィア

第2楽章は「5拍子のワルツ」という独創的なものです。
最初にチェロで出てくる旋律は軽快に流れて行きます。
第1楽章が重たかったので、少しホッとするのですがなんだか不安定ではかない感じです。
中間部は短調になり、ティンパニの刻むリズムの上に,感傷的なメロディが出てきます。

ここにくると、ロールちゃんはいつも不安な気持ちになってしまいます。

まるで、最終楽章の雰囲気を暗示させるような感じがあってドキっとしてしまいます。
その後、主部が再現し、最後は消え入るように終わります。

・第3楽章 アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ

全体的に暗い曲の中で、この楽章だけは華やかな感じです。
最初に細かい音の動きを持った旋律が現れますが、その後、行進曲のような主題が出てきます。
いくつかの主題が組み合わさって、次第に戦闘的な感じになって盛り上がって行きます。
終結部では,打楽器も盛大に加わって強烈なクライマックスを作ります。
しかし、とても明るくはあるのですが、どこか、カラ騒ぎというか破滅的な雰囲気が漂います。

・第4楽章 フィナーレ:アダージョ・ラメントーソ-アンダンテ-アンダンテ・ノン・タント

交響曲の第4楽章といえば、通常は快活に終わるのですが、この楽章は息が絶えるかのように暗く静かに終わります。
本当に、救いがないくらいの絶望的な気分になります。
冒頭から、泣き出しそうな主題がヴァイオリンで奏でられます。
この主題を繰り返し、さらに盛り上がった後、アンダンテの中間部に入っていきます。
ホルンの伴奏の上に弦楽器が弱音で主題を出します。
これが次第に盛り上がり、クライマックスに達した後、主部に戻り冒頭の主題がffで再現されます。
さらに激しく演奏された後、段々弱まって行き弱音でドラが鳴らされます。
その後は、終結部へと入っていき、絶望的な雰囲気になりそのままこの曲の幕は閉じられます。

2 おススメCD

・エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮 レニングラードフィル(ドイツグラモフォン)

チャイコフスキー交響曲4運命

鳴く子も黙る名盤として有名なものです。
実際に聴いてみると、やはりこのCDほどこの曲の持つ「絶望感」といったものを感じさせるような演奏は見当たりません。

そのような意味では、ロールちゃんとしては一番嫌な演奏なのだけれども曲の性格を考えると、この演奏が一番のおススメとなります。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました♪
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